1852年、韓弼教準戸口

文書

1852年(咸豊2、哲宗3)、水原府荊石面(京畿道水原市)第101統第5戸に居住する通訓大夫、前行瑞興都護府使、兼黄州鎭管兵馬僉節制使、大峴守城將の韓弼教(46歳、本貫は清州)に対し、水原府が発給した準戸口(戸籍証明書)。前回の戸口調査の式年である1849年(己酉)の例にならって発給された。家族は妻の洪氏(47歳、本貫は豊山)、子の章錫(21歳、幼學)、その妻の李氏(20歳、本貫は韓山)。本人と妻の四祖(父、祖父、曽祖父、外祖父)の名前と官職名を記載。他に、奴の順喆、婢の完任、千金、順徳、業伊、順分、順業、富金がいる。韓弼教は1849年に瑞興都護府使に任命されたが、翌年罷免され、文義縣に流罪となった。復官したのは1855年なので、この年には故郷の水原府に帰っていたことがわかる。<RB00020549>「1834年、韓弼教準戸口」参照、また準戸口については、解説〈南原梁氏の準戸口(戸籍証明書)について〉参照。

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